病気とたたかう子どもたちのためのキャンプ場、 「そらぷちキッズキャンプ」に7基目のピザ窯が誕生しました。
「里山にピザ窯を!」プロジェクトをスタートして約3年。やっと北海道の団体にもピザ窯を贈ることができました。今回の贈呈先は、難病とたたかうこどもたちの「外で遊びたい!」という夢をかなえる「そらぷちキッズキャンプ」という施設です。
「そらぷちキッズキャンプ」があるのは、「菜の花畑日本一」で知られる滝川市の丸加高原。ピザ窯制作と贈呈式を兼ねて伺った6月、盛りは過ぎたものの、一面黄色の菜の花畑を見ることができました。水田も点在し、「北海道の里山」と呼ぶのにふさわしい景色が広がっていました。
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里山の再生にも、里山の新たな価値創造にも役立つと考えて贈呈
「そらぷちキッズキャンプ」は、滝川市から無償提供された約16haの土地を活用しています。大半がゆるやかな丘と樹林地で、建物は医療棟と事務棟が完成しているほか、食堂棟と宿泊棟の建設も始まっていました。正式な開業は2012年の予定ですが、隣接する滝川市の施設などを利用して、プレキャンプが行われています。
この「そらぷちキッズキャンプ」と弊団体の関わりは、神奈川県大磯町で開設準備が進んでいる子どものホスピス「海のみえる森」の里山再生や、運営をお手伝いしていることがきっかけでした。「海のみえる森」が主宰したセミナーで「そらぷちキッズキャンプ」事務局長さんのお話をお聞きしたほか、2011年の2月には「海のみえる森」のボランティアリーダーとして、「そらぷちキッズキャンプ」を視察しました。こうした機会を通じて、「そらぷちキッズキャンプにピザ釜を贈れば、雑木林の循環回復はもちろん、里山の新たな価値創造を応援することができる」と考えたのです。
一方、「そらぷちキッズキャンプ」で森の維持管理に携わる「そらぷちの森人」というボランティアグループでは、以前から発生する間伐材を有効に活用する方法として、ピザ窯の製作を計画していたそうです。また、「そらぷちの森人」の作業は裏方の仕事が主で、子どもたちと直接ふれあう機会がなかなかないことから、ピザ窯を子どもたちとの架け橋にしたいと考えていたそうです。このような思いを知った弊団体ではピザ窯の贈呈を即決。6月12日(土)、ピザ窯製作と贈呈式を兼ねた一日を迎えたのです。
やがて見られるのは、ピザ窯を囲んで、森の守り手と子どもたちが語り合う光景
当日の作業はセラミックレンガを型紙に合わせて切ることから始まりました。その後、事前に製作された釜台の上にレンガを積んでいき、そのまわりをモルタルで化粧しました。ピザ窯の形ができたところで贈呈式を行い、ピザ窯につけるタイルを贈呈したほか、窯の前で記念写真を撮影しました。
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この後、タイルで細かい装飾をする予定でしたが、時間とモルタルの乾き具合の関係でこの日は断念。後日に完成後の写真を送っていただくことにしました。
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作業の完了後、フィールドを案内していただきました。車いすでも森に近づけるユニバーサル木道と木道広場、キツツキと出会える森、木々の間を抜けるウッドチップの園路、空知平野を見渡せる丘など、だれもが北海道の自然を体感できる素晴らしいフィールドでした。
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そこに加わったピザ窯で焼かれるのは、農家有志のグループ「そらぷちファーマーズ」から提供された食材などでつくるオリジナルピザ。焼きたての美味しいピザがあるだけで、笑顔の輪が広がって会話もはずみます。丘の上から緑の中にたたずむピザ釜を見て、「きっとそらぷちの森人と、子どもたちの架け橋になる」と思いました。











